愛情と現実の間で、思慮深い恋愛の決断をするには
好きな気持ちがあっても、今の交際をどう続けたいのか決められないことがあります。そのときは、相手への好意と、自分が引き受ける生活上の約束を分けて考えてみてください。仕事や住まいなどの事情が分かった後に必要なのは、その条件の下で何を選びたいかという自分の答えです。 交際を続けることだけが成熟した決断とは限りません。関わり方を変えることも、続けないことも選択に含まれます。ここでは相手を評価する点数表を作らず、自分の意思と実際の行動が一致する答えを探します。
将来への好意を、具体的な約束と取り違えていないか
最近、二人の将来について何と言ったか振り返ってみましょう。「楽しそうだね」「いつかできたらいいね」と、「私がその準備をするね」は同じではありません。自分が何を伝えたつもりだったのかを確かめ、曖昧な部分があれば補足します。最初から相手がわざと誤解したと決めつける必要はありません。
例えば、次のような架空の場面を考えてください。恋人の家族との食事を楽しみ、また会いたいと伝えました。ところが、その後は毎週末の参加や日程調整まで期待されるようになっています。一度の食事が楽しかったことと、毎回の連絡役を引き受けることには間があります。
「また参加したいけれど、毎週の予定や連絡役についてはまだ決めていない」と、他の人が予定を確定する前に伝えます。返事の範囲をはっきりさせることは、過去の楽しかった時間を否定することではありません。
大切にしたい時間を両方書く
交際の中で好きな場面を二つ、具体的に思い出します。一緒に料理を考える時間や、読んだ本の話などで十分です。その後、自分の生活で残したい活動を一つ書き、それがなくなると何が変わるかを考えます。困ることだけで関係を説明せず、良い思い出だけで答えを決めないための整理です。
ユタ州立大学の関係教育資料は、個人の関心と関係の両方を考慮しています。誰にでも合う時間配分は示されていません。自分が本当にその過ごし方を選びたいか、という問いを残しておきましょう。
「気が利く人だと思われなくても、私はこれを引き受けたいだろうか」と尋ねることもできます。もし返事が将来の見返りを前提にしているなら、その期待は先に話す必要があります。伝えていない交換条件を、後から相手への請求に変えないようにします。
参加の前後に発生する作業も含める
食事会への参加には、人数確認、連絡、移動の手配、他の予定の変更が伴う場合があります。最近、自分が実際にしていた作業を思い出してください。一度だけ忙しかったことから相手の性格を断定せず、確認できる出来事に絞ります。
食事には行きたいけれど、毎回の調整は引き受けたくない、という答えも可能です。自分の担当を限定したうえで、残りを誰かが引き受けるかは本人の返事を待ちます。担当者がいない作業は未定であり、自動的にあなたの仕事になるわけではありません。
目的は、どちらが多く尽くしたかを競うことではありません。見えにくい作業を省いたときだけ「できる」と思えるなら、元の約束に説明が足りないと分かります。
自分の範囲を、相手への命令にしない
ユタ州立大学の境界線に関する資料は、自分が受け入れられる範囲を言葉にすることを扱っています。「土曜の講座は続けるので、日曜なら参加できる」と、自分の行動を伝えてみます。恋人も同じように予定を変えるべきだと決めることとは別です。
ミネソタ大学の家族行事に関する資料も、期待を明確にする点を取り上げています。長く続く習慣でも、自分がどのように関わりたいかは確認できます。行事全体の良し悪しを判定しなくても、今回は参加しないと答えて構いません。
もし本当の迷いが、今の関係のあり方を続けたくないということなら、その問いに向き合います。一つ一つの誘いを、相手には知らせない試験にしないでください。断ることを使って、より大きな約束を引き出そうとする必要もありません。
今日の答えと次の行動を合わせる
続けたい場合は、近いうちに実行する一つの約束と、その範囲を伝えます。一回の参加が無期限の参加表明にならないようにし、既に決めた予定を変更するときは、影響を受ける人へ早めに知らせます。
まだ決められない場合は、不足しているのが情報なのか、意思なのかを分けます。予定を知らないなら質問できます。予定を知っていて望んでいないなら、追加の検索が自分の希望を作ってくれるわけではありません。考えている間に新しい役割を黙って引き受けないことも大切です。
続けないと決めた場合も、楽しかったことを認めながら意思を伝えられます。相手を悪い人に仕立てる必要も、意図していない再会を約束する必要もありません。伝える言葉を読み返し、実際に取る行動と一致しているか確認しましょう。
