二人の将来に関わる決断を、パートナーと一緒にするには
共同の決断には、二人が同じ具体案に明確に同意していることが必要です。大きな方向性を気に入っているだけでは、日程や行動まで決まったことにはなりません。今回の選択範囲を定め、それぞれの条件を案に入れ、進めてよい行動を確認しましょう。合意がなければ未決定と記録します。ここでは具体的な選択がすでにある場面を扱います。
同じ問いに答えているか確かめる
例えば「来年、二人で別の都市へ移るか」と、確認できる一文にします。「相手の仕事をどう応援するか」という問いに変えると、移転が前提になり、もう一人の生活条件が見えなくなることがあります。
今の暮らしを続ける案、特定の情報を待って再び話す案、実行可能な別案も含めます。延期するなら何を待つのかを示します。一人は下調べだと思い、もう一人は引っ越し日の確定だと思っているなら、まず範囲をそろえましょう。
それぞれの条件を一つの案に入れる
重視すること、確認が必要な事実、今は答えられないことを各自が述べます。勤務地の確認や、すでに続けている週一回の活動など、具体的な予定にします。一人が相手の条件を代筆して最後にうなずきを求めるだけでは不十分です。
ユタ州立大学の関係教育資料には、相手の考えを尊重した共同の決定が含まれます。ここではそれを案の確認に用います。聞いた内容を自分の言葉で返し、本人に直してもらいましょう。ミネソタ大学も理解を確かめることを勧めています。条件を都合よく言い換えるためではありません。
普通の一週間で具体案を確かめる
それぞれの案で、二人の平日の生活がどうなるかを描きます。出発時刻、通勤、友人に会う時間、家事の分担などです。都市の魅力だけを比べず、分からない移動時間や勤務地は未確認事項として残します。
一人が新しい都市を気に入り、もう一人も関心はあるが今の講座を続けたい場合を考えます。この段階では移転に合意していません。受け入れられる講座の続け方があるか調べてから、案を判断します。二人が受け入れられる案がなければ、その結果を残します。一人の熱意で相手の回答を補うことはできません。
同じ版に各自が答える
何を選ぶか、いつ始めるか、二人が何をするか、どの条件が未確認かを数文にまとめます。その案について各自が同意できる範囲を述べます。一人が都市に賛成し、もう一人が日付に賛成しても、全体の合意にはなりません。
調査、試行、実行を分けましょう。現地を一緒に見に行く同意は、その訪問についてのものです。引っ越しの発表や現在の予定の取り消しは含みません。訪問自体の日程も確認します。無回答や「また考えよう」、話を終えるためのうなずきを共同決定として記録しないようにします。
担当と決める権限を分ける
合意してから、調査、連絡、記録を分担します。電話を担当する人は合意した範囲で進めます。新しい日程や共同の負担が出たら、再び話し合いに戻します。手続きを始めたことは、最初の合意を広げる許可にはなりません。
周囲への言い方も確認します。調べている段階なら可能性を検討中と伝えます。具体案を二人が確認した段階で、決定したと言えます。ユタ州立大学の対話資料は理解と問題解決を区別しており、話が弾んだことだけで決断が成立するわけではありません。
決まらないときも記録を残す
双方が受け入れられる案がなければ、未合意であること、足りない情報、再び話す条件を記します。現状にも期限や変化はあるので、そのまま具体的に扱いましょう。話し合いに参加したことによって同意の義務が生まれるわけではありません。
事実が変わったら影響する部分を確認し、改訂した案にもう一度答えます。以前の同意を新しい案へ自動的に広げません。二人が実行したい計画でも、未決定の記録と双方が受け入れた次の調査でも、明確な成果になります。
