パーティが別の方向へ進むとき、PbP(掲示板・テキストセッション)でキャラクターの関与を保つ方法
パーティが自分のキャラクターには追えない(または追うはずのない)手掛かりを追う場合でも、無理にそのシーンへ押し込むことなく、キャラクターに意義のある役割を与えることができます。まずは、キャラクターが代わりに何をしているかを決め、グループが現在抱えている問題とのもっともらしい接点を探しましょう。共有された情報、作中の通信手段、関連する目的、あるいは他のキャラクターが反応できるようなシーンなどが挙げられます。どれも当てはまらない場合は、明確に退場させ、後からゲーム内でそのキャラクターと合流しやすい状況を残しておきましょう。
まずはパーティの選択を受け入れることから始める
方向性の違いは、必ずしも解決すべき問題というわけではありません。グループが港へ向かう一方で、あなたのキャラクターには文書保管所を訪れる理由がある場合、その選択に拒否権を行使しようとすると、投稿が「物語をどちらに進めるべきか」という議論になってしまう可能性があります。そうではなく、キャラクターとしてその決定を認め、自分のキャラクターが次に取るべき妥当な行動を見定めましょう。
たとえば、記録保管人であれば「昔の出荷記録を調べてみよう。港の手掛かりが本物なら、どの船があの木箱を運び込んだのかわかるかもしれない」と言うことができます。これならグループの決定を尊重しつつ、キャラクターの関心を維持できます。また、記録から有用な答えが見つかると決めつけることなく、接続点となり得る要素を作り出すことができます。
このアプローチは、有益なPbPの原則に従っています。それは、「視点や意図を持ってシーンに入り、シーンの進行を助ける何かを加える」ということです。『Saga Posting Guidelines』では、視点、意図、傾聴、そして能動的な選択を有益な投稿の習慣として説明しています。ただしこれは普遍的なルールではなく指針として捉えてください。グループの投稿ルールやゲームのシステム規則が常に優先されます。
物語の中にすでに存在する接点を見つける
新しいサブプロットをでっち上げる前に、グループですでに確立されている設定を確認してみましょう。その場所を知っている、その場にいる誰かと関係がある、関連するアイテムを持っている、あるいはパーティと通信できるなど、キャラクターが貢献できる理由があるかもしれません。小さくもっともらしい繋がりを作るほうが、通常はGMや他のプレイヤーにとっても、もう一つの大きな謎を導入されるより扱いやすいものです。
投稿する前に、以下の簡単なチェックを試してみてください。
繋がりは確定させず、条件付きにしておきましょう。キャラクターが記録を探す、あるいは質問を送る、といった描写は可能ですが、グループからそうした詳細を決定する許可を得ていない限り、発見した内容、答え、あるいは他のキャラクターの反応まで描写することは避けてください。結果の描写はGMやそのキャラクターを操作するプレイヤーに委ねましょう。
通信は筋が通る場合にのみ使う
キャラクター同士が現実的に連絡を取れる状況であれば、短いインキャラクター(作中)のメッセージを送ることで、他のメンバーが手掛かりを追っている間も自分のキャラクターの存在感を保つことができます。役立つメッセージとは、グループに検討や行動の材料を与えるものです。「台帳に気になる名前を見つけた。『マーラ・ヴェン』に心当たりはあるか?」といった内容で十分であり、その場で問題を解決してあげる必要はありません。
物語世界の制約を尊重しましょう。無線、伝令、メッセージツールなどが利用できない状況では、それらを通じて貢献することはできません。距離、プライバシー、不確実性、メッセージが届くまでの時間などはすべて重要になり得ます。グループで別々のスレッドやチャンネルを使用している場合は、誰が何を閲覧できるかについての合意された手順に従ってください。「BoardGamesBren」によるPbPの概要記事では、分かれたシーンを処理する方法の一つとして個別チャットを挙げています。これはグループが取り決める選択肢の一つであり、すべてのゲームに備わっている機能ではありませんし、キャラクターが知り得ない情報を共有してよい理由にもなりません。
キャラクター同士が通信できないときは、あたかも通信できるかのように書いてはいけません。それでもキャラクターの行動単体で意味を持たせることは可能です。物語が合流の機会を提供したときに、ゲーム内で再び糸口を繋ぎ合わせればよいのです。
別行動のシーンにプレイ可能な目的を持たせる
別行動のシーンは、GMにまるまる2つ目の冒険を用意させるような要求ではなく、ささやかで明確な目的があるときに最も効果的に機能します。キャラクターが取れる行動を1つ選びましょう。情報提供者に尋問する、公的記録を調べる、装備を整える、手掛かりを再検討する、あるいは後からパーティを追うかどうかを決める、などです。具体的な次の一歩や、自然な区切りで締めくくりましょう。
たとえば、「文書保管所で、税関の台帳に港の古い倉庫番号が載っているか尋ねる。事務員から正式な申請書が必要だと言われたら、申請書を残して明日出直すことにする」といった具合です。これならGMに判断すべき決定事項が伝わり、シーンの継続も終了も容易になります。また、「記録は見つからなかった」「出直してください」といった回答の余地も残されます。
規模を適切な範囲に留めましょう。サイドシーンで、世界を揺るがすような手掛かりを勝手に導入したり、他のキャラクターを危険に晒したり、グループの合意なしに中心的な謎を解決したりしてはいけません。「Role-playing Games Stack Exchange」におけるパーティ分裂時のエンゲージメントに関する議論では、分かれたグループの状況同士を関連性のあるものにし、可能であれば作中での通信を許可することが提案されています。個々のプレイヤーにとっての実践的な教訓は、「グループと交差し得る糸口を提供するのであって、交差することを義務付けない」ということです。
自分の投稿をグループのペースに合わせる
PbPのグループは、それぞれ進む速度が異なります。PbPロールプレイングのガイドでは、投稿頻度はグループによって異なり、大まかに足並みを揃えることで参加者が待たされたり圧倒されたりするのを防げると指摘されています。ゲームで設定されている投稿ペースを確認し、全員が同時に読んで返信していると思い込むのではなく、他の人が反応できる余白を持たせた投稿を心がけましょう。
パーティがすでに先へ進んでいる場合、メインストーリーが進行する前にGMがあらゆる細かな行動を処理しなければならなくなるような、連続した投稿は避けましょう。グループで許可されているなら、リスクの低い行動をいくつか1つの投稿にまとめ、不確定要素を明確にし、判定が必要な最初の決定や結果のところで一旦止めます。キャラクターの行動方針がパーティの動向に左右される場合は、「台帳を持ってきてほしいという連絡があるまで、宿屋で待機している」とはっきり伝えておきましょう。
また、短い単独シーンをプレイするのが有益か、それともグループとして先へ進めるほうがよいかをアウトオブキャラクター(プレイヤー間)で尋ねることもできます。「文書保管所での場面をロールプレイしたほうがいいですか? それとも調査の結果を要約して、パーティが戻ったときに合流する形にしますか?」といった、実用的で気軽な確認にしておきましょう。ちょっとした確認を入れるだけで、良かれと思った単独シーンがGMの余計な負担になるのを防ぐことができます。
合流のタイミングと、シーンを休止させるタイミングを知る
キャラクターが再合流するためのシンプルな条件を決めておきましょう。メッセージが届く、パーティが既知の場所に戻る、作中で一定の時間が経過する、あるいはキャラクターがタスクを終える、などです。そして、そのきっかけを投稿の中ではっきりと示しておきます。「日没までは保管所にいる。それ以降は宿屋に戻る」と書いておけば、GMや他のプレイヤーにとって分かりやすい引き継ぎの合図になります。
パーティの進路によって自分のキャラクターにできる有用な行動がない場合は、無理に重要性を作り出すよりも、きれいに一時休止させるほうが得策です。キャラクターが何をしていて、何を待っているのか、そして作中の設定上連絡が可能であればどうやって連絡を取れるかを明記しましょう。キャラクターを一時的に画面外(オフスクリーン)に置いておき、物語が再び引き戻してくれたときに参加できるよう準備を整えておけばよいのです。
この手法を、決定を覆したり、あらゆるシーンに自分のキャラクターを割り込ませたり、他のプレイヤーキャラクターの反応を勝手に決めたりするために使ってはいけません。セッションへの参加は共同作業です。きっかけを提示した後は、それを拾い上げるかどうか、そしてどのように拾うかを残りのグループに委ねましょう。「Role-playing Games Stack Exchange」のパーティ分裂に関する議論でも、キャラクターが離れ離れになっている際、どの程度のアウトオブキャラクターな議論が適切かについてグループで合意しておくべきだと述べられています。グループの期待値こそが、実践上の限界点となります。
別の方向へ進む際のクイック投稿テンプレート
何を書けばよいか迷ったときは、この4部構成のテンプレートをゲームの形式に合わせて活用してください。
このテンプレートは文章作成の補助であり、規則ではありません。シーンに合わないステップは省いて構いませんし、GMや他のプレイヤーが決めるべき結果を自分で決めてしまわないようにしてください。目指すべきは「ゲームとして機能する貢献」です。キャラクターには行動する明確な理由があり、グループには物語の糸がどう再び交差するかが見えており、そして物語はプレイヤーたちが選んだ方向へ自由に進められる状態を保つことです。
よくある質問
それでも無理にキャラクターをパーティについて行かせるべきですか?
そのキャラクターや物語の状況に合っている場合に限ります。合わない場合は、別行動を取るか明確に休止状態にしておくことで、キャラクターが取るはずのない選択をしたように見せかけることなく、いつでも合流できる状態を保てます。
GMが自分のサイドシーンに反応してくれない場合はどうすればいいですか?
行動は小さく留め、判定、結果、あるいは新しい情報が必要なところで一旦止めましょう。シーンが進まない場合は、試みを要約するか、未解決のままにしておくか、それとも後のタイミングで合流するかをアウトオブキャラクターで尋ねてみてください。返答がないからといってキャラクターが成功したと思い込んではいけません。
自分のキャラクターがいないシーンに投稿してもいいですか?
グループが許可している方法であればプレイヤーとして貢献できますが、プレイヤーの知識とキャラクターの知識は厳密に区別してください。キャラクターが受け取っていない情報に基づいて行動させてはいけません。また、プライベートスレッドや分かれたシーンに関する合意事項に従ってください。
GMの負担を増やさずに関与し続けるにはどうすればいいですか?
リスクの低い明確な提案を1つだけ行い、結果はオープンにしておきましょう。短めの意図表明、関連する質問、そしてあらかじめ決めた区切りのポイントを用意するほうが、複数の個別の回答が必要となる長い行動の連鎖よりも、多くの場合GMにとって処理しやすいものです。
