独立した壁との互換性を維持するモジュラーフロアタイルの作り方
モジュラー式のテーブルトップ用フロアタイルを独立した壁と連動させるには、単一のグリッドと再現性のある単一のタイルモジュールを選び、グリッドに対して壁がどこに位置するかを正確に定義します。まずは小さなテストセット(フロアタイル、直線壁、コーナー、出入口)を製作してください。まとめて量産する前に、ミニチュアが収まるか、端が揃っているか、壁が自立するかを確認しましょう。
まずグリッドとタイルモジュールを決める
まずは、プレイグループが実際に使用しているマップのスケールから始めましょう。ファンタジーTRPGのテレイン(情景モデル)では1インチ四方のグリッドが一般的ですが、最も重要なルールは一貫性です。バトルマップのマス目を測定し、すべてのフロアと壁のパーツにその間隔を採用してください。テレイン制作者の間では、1インチグリッドの2×2マス分をカバーする扱いやすいサイズとして、2インチモジュールでタイルを作ることがよくあります。これは実用的な目安であり、必須条件ではありません。Wyrmstone Vaultのタイルの寸法とグリッド
素材のカットや3Dプリントを始める前に、紙や厚紙で原寸大の型紙を作成してください。グリッド線、タイルの境界線、そして壁の配置予定位置を示す線を書き込みます。タイルが2インチ四方の場合、そのプレイ可能面は1辺につき正確に2グリッド分を表す必要があります。装飾的な縁取りや接続パーツによって、そのエリアが知らぬ間に狭まることがあってはなりません。
壁の配置ルールを定める
独立した壁は、タイルの縁、プレイ可能なマス目のすぐ外側、またはマス目の一部に重なるように配置できます。1つのルールを決めたら、セット全体で統一してください。壁を縁に配置するとグリッド領域を広く確保できますが、壁が内側にずれないようなベース、クリップ、その他の支持部材が必要になります。床の上に壁を置くと組み立ては簡単になりますが、壁の厚みによって見た目のプレイ領域が狭くなります。
0.5インチの壁ベースは、モジュラーテレインにおける定着した規格の1つです。例えばOpenLOCKの命名提案では、壁のベース幅を0.5インチと規定し、平らなフロアパーツと区別しています。これは設計の一例であり、普遍的な標準規格ではない点に留意してください。Terrain TinkerのOpenLOCKの寸法
自作する場合は断面図をスケッチしましょう:グリッド線、壁の中心線、壁の厚さ、ミニチュアのベース(台座)のクリアランスを描き込みます。壁の横のマスにミニチュアを置き、そのベースが継ぎ目の上で不安定にならないか確認してください。壁がグリッドスペースの一部を占める仕様にする場合は、その設計を型紙に記録し、部屋の寸法を計算する際に考慮してください。
再現性の高いフロアパーツを作る
部屋ごとに異なる形状を作るのではなく、小規模な基本モジュールのバリエーションを切り出すかプリントしましょう。2×2の正方形は使い勝手の良い基本ピースになります。レイアウトに応じて、1×2の通路ピースや1マスのスペーサーを追加してください。フィギュアを置けるよう上面は平らに保ち、パーツの高さが揃うよう裏面も一貫性を持たせます。手作りのタイルの場合は頑丈な厚紙、薄い合板、またはフォームボード(スチレンボード)のベースが適しています。3Dプリントテレインの場合は、裏面が平らなフロアパーツを別のベース素材に取り付けることも可能です。DungeonItのモジュラー組み立てガイド
寸法を一定に保つために、マスターテンプレート(原図)やカッティング治具を使用してください。グリッドの間隔を確認した後にのみ、上面に控えめなグリッド線やテクスチャの目地を入れます。平らなテーブルの上で複数のパーツを並べて確認してください。わずかな誤差でも積み重なると、単体では問題のないタイルが並べた際にズレてしまうことがあります。
壁を独立したパーツとして製作する
フロアモジュールに合わせた長さの直線壁に加え、専用のコーナー、出入口、端部パーツを作成します。2インチの壁セグメントは2マスの縁にフィットし、それより短い長さのものは開口部を枠組みしたり部分的な障害物を作ったりするのに役立ちます。独立壁システムでは、多彩なレイアウトを可能にするために、複数の長さ、ドア、角度のついたピースが含まれることがよくあります。Fat Dragon Gamesの独立壁セット
手作りの壁の場合は、厚みを統一し、床に恒久的に固定することなく位置決めできるシンプルな脚やスロットを採用します。プリントまたはカットされたパーツの場合、浅い位置決め溝、取り外し可能なクリップ、または小型のマグネットの組み合わせが役立ちますが、それも床と壁が同じ位置基準を共有している場合に限られます。壁の設置面積(フットプリント)が定まる前にジョイントを設計するのは避けてください。マス目にはみ出すジョイントは、床と壁を分離しておくという本来の目的を台無しにしてしまう可能性があります。
コーナー、ドア、ジャンクションの設計
コーナーは、寸法の曖昧さが露呈しやすい場所です。実寸大でL字型のコーナーを描き、両方の壁セグメントが隙間や重なりなく合致することを確認してください。コーナーパーツで継ぎ目を覆うのか、一方の壁をもう一方の壁に突き当てるのか、あるいは両方を共通の中心点で終わらせるのかを決定します。同じルールをT字路や通路の交差点にも適用してください。
開口部の幅は意図を持って設定しましょう。1グリッド分に合わせたドアの開口部はマッピングが容易です。より幅の広い開口部は、大型のミニチュアや集団での移動に適している場合があります。ドアフレームによって、床のグリッドが示す幅よりも通路が狭くならないようにしてください。Terrain Tinkerでは、部屋や通路の形状を考慮してジョイントの位置を計画し、後から追加するモジュールがきれいに接続できるよう突き合わせる端面を平らに保つことを推奨しています。Terrain Tinkerのモジュラーダンジョン計画ガイド
プレイに適した接続方法を選ぶ
最もシンプルなシステムは、物理的なコネクターを一切使わない方法かもしれません。平らなタイルと自立式の壁なら素早く再配置できますが、ぶつかったときにずれる恐れがあります。浅いスロットや取り外し可能なクリップを使えば位置合わせの精度が向上し、マグネットは極性と配置位置が一貫していればパーツをしっかり固定できます。ただし、機械的な結合システムは保管するパーツが増え、プレイ中に壁を取り外しにくくなる場合もあります。市販のモジュラーテレインではクリップやその他のインターロッキング(噛み合わせ)方式が採用されています。設計における重要な教訓は、公称寸法が一致しているからといって適合すると思い込まず、実際の接合部をテストすることです。WarLock Tiles製品シート
いくつかの試作品にコネクターを組み込み、繰り返しの組み立てをテストしてください。接合部は壁を直立させつつ、フロアタイルを曲げたり隣のピースを持ち上げたりすることなく外せる必要があります。マグネットを採用する場合は、量産して取り付ける前に、使用する正確なマグネットと材料の厚みをテストしてください。特定の磁石サイズに合わせたポケットでは、別のサイズの磁石をしっかりと固定できない場合があります。
試作してレイアウト全体を確認する
試作パーツを使って、部屋のコーナー1つ、直線通路1つ、出入口1つを作成します。それらをテーブル上で組み立て、グリッドの指示通りにミニチュアを配置し、壁を持ち上げて位置を変えることで各接合部をテストしてください。次の3つの不具合がないか確認します:壁がプレイ可能なマスにはみ出していないか、継ぎ目によってグリッドが崩れていないか、コネクターによって出入口やコーナーの取り付けが妨げられていないか。
次に、タイルを長く並べて組み立て、全体の長さを紙の図面と比較します。パーツを増産する前に、型紙の段階で構造的な誤差を修正してください。決定したグリッド間隔、タイルサイズ、壁の厚さ、壁の位置、コネクターの配置を小さな寸法メモとして残しておきましょう。これらの測定値が、将来拡張する際の互換性基準となります。
確実なアプローチは、フロアのグリッドを基準とし、壁の位置を書面化されたルールとし、すべてのコネクターをその両方に従属させることです。慎重に検証された少数のプロトタイプを作成することで、修正が容易なうちにレイアウトの問題点を洗い出すことができ、新しい部屋や通路へと自在に組み替えられる再利用可能なフロアと壁を完成させることができます。
